スタッフ通信 Vol.18「白内障」
2016/10/4
◎白内障とは
眼の中でレンズの役割を果たしている水晶体が、白く濁ってしまう病気です。
白内障の原因として代表的なものが加齢です。老化とともに水晶体の水分が減っていくと同時に、たんぱく質が変性・膨張によって濁りが生じます。
白内障の患者はとても多く、年配の方から若い年齢の方まで何らかの原因により白内障を発症します。
◎白内障の主な症状
![白内障](../_src/192890/st-18-1.png?v=1739448394015)
*霧がかかったような目のかすみ
*視力低下
*物が二重三重に見える
*膜がはっているように見える
*光がまぶしく感じる etc...
初期ではこれといった症状はみられません。進行するにつれて、上記の症状が起こります。
◎白内障の治療
普段の生活に支障がない初期段階であれば、すぐに手術を行う必要はありません。点眼薬で進行を遅らせられる場合があります。しかし、点眼薬だけでは水晶体の濁りをなくすことはできませんので、濁った水晶体を取り除き人工の眼内レンズを挿入する手術をする場合もあります。当院でも、白内障の日帰り手術を行っております。
◎最後に
![イラスト](../_src/192892/st-18-2.png?v=1739448394015)