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スタッフ通信 Vol.05「正しい点眼方法について」


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2015/5/29
みなさんはいつもどのように目薬をさしていますか?
目薬
誤った点眼方法を続けると、次のようなことが起こる可能性があります。

・目薬をさす時に容器の先を目やまつげにつけている。
 →容器の先を目に近づけすぎると、容器に涙や細菌、花粉、目やになどが付着し、目薬の汚染につながります。
・目薬をさした後、目をパチパチしたりしている。
 →せっかくさした目薬が涙と一緒に目頭の方に集まって、涙点から喉の方へ流れ出てしまいます。
・回数や滴数を守っていない。
 →まぶたの下の袋上の部分は小さいので、たくさん目薬をさしてもあふれ出たり涙点から喉の方へ流れ出ていくだけです。
上記のようなことを防ぐためにも、正しいさし方を理解していただくと、目薬の効果が十分に発揮されて、目薬を清潔に保つこともできます。
 

正しい点眼方法


①指が目薬の容器の先に触れて汚染されることがないよう、まず手を石鹸でよく洗います。
②容器から取り外したキャップを清潔なところに置くことも、汚染防止につながります。
③目薬のさし方は、両手でも片手でも、ご自分のやりやすい方法で行ってください。下まぶたを軽く引いて、目薬を目の中に確実に入れます。(容量は一滴で十分です。)
④目薬が涙点から流れ出ていかないように、しばらくまぶたを閉じるか目頭を軽く押さえます。目薬が流れ出ていってしまうと薬の効果が発揮できなくなってしまいます。
⑤目の周りにあふれ出た目薬は清潔なガーゼやティッシュで拭き取ります。
⑥使用後はキャップをしっかり閉めて清潔なところに保管しましょう。
→目薬の保管場所としては、直射日光の当たらない、なるべく涼しい場所に保管してください。冷蔵庫での保管も大丈夫ですが凍らせないように注意しましょう。
※2種類以上の目薬をさすときは、5分程度あけることが望ましいといわれています。また目薬に添付されている説明書の用法・用量をきちんと守ることが大切です。

目薬についてご不明な点は当院医師・スタッフまでお気軽にお尋ねください。