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スタッフ通信 Vol.42「10月フリーダイヤル経過報告」


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 2022/11/7

この度は「相談専用フリーダイヤル」にお問い合わせ頂きましたものを一部ご紹介します。
 
Q①:40代女性です。メガネ店で勧められ、初めて遠近両用メガネを購入しましたが、どこを見ても今一つハッキリ見えません。これまでの遠くだけ見えるメガネよりは近くは見やすいと感じるのですが、メガネを外した方がよく見えます。慣れるしかないのでしょうか?
 
A①:ご存知の通りに、遠近両用メガネは「遠くと近く」の度数ではなく、「遠くから近くまで」の度数がレンズの上方から下方へ段階的に分布しています。その為に僅かな視線の動きで見え方が変化する為、これまでご利用の遠方用のメガネと見え方が異なるのはその為です。ポイントとして、患者様のニーズを伺い、その方がどの程度まで遠くや近くが見える様にしたいか、またどの程度なら装用可能かそれに応じて検眼する。また別の重要な要素として、メガネレンズの大きさ(上下の幅)やフィッテイング(掛けている位置)も遠近両用レンズの見え方を左右します。これまで使用されていたお眼鏡と現在ご使用のものを当院にて他の眼疾患も含めて確認しご提案致しますので受診の際にお申し付けください。
 
Q②:今年の人間ドックで結果に「視神経乳頭陥凹拡大・緑内障疑い」と記載があり、要眼科受診とありました。
初めての事で心配です。
 
A②:今回ご指摘の「視神経乳頭陥凹拡大」とは、眼科の健康診断で指摘されるものでもっとも多いものになります。視神経とは網膜で感じた情報を脳に伝える働きをしており、視神経乳頭(図1)とは、視神経が眼球から外に出る出口をいいます。視神経乳頭の中央にくぼみ(陥凹)がありますが、視神経が傷害されて少なくなると、陥凹が拡大します。視神経が傷害されて、視野がせまくなっていく病気が緑内障です。
視神経乳頭陥凹拡大を指摘された方のすべてが、正式に緑内障の治療が必要になるわけではありません。
眼科を受診していただくと、視力検査・眼圧検査・眼底検査・OCT(図2)・視野検査などをおこなって総合的に緑内障かどうか診断致します。
緑内障により障害された視神経は治療を行っても元に戻らず、失われた視野も回復しません。
早期発見、早期治療を行うことがポイントとなりますので、早目の受診をお勧めします。
 

通信42

 
他にも多数お問い合わせ頂き有難うございました。今後ともお気軽にお問い合わせください。 
 

11/7 フリーダイヤル担当